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講義「先輩農業者に学ぶ」を開催しました!

本校では、県内で活躍されている農業者を講師に迎え、経営のポイントや経営理念等を学ぶことで、農業経営に対する理解を深め、農業経営者を目指す意識の向上を目的とした講義「先輩農業者に学ぶ」を開催しています。

本年度の第1回目は5月9日に開催し、「農業大学校の後輩へ ~先輩からのメッセージ~ 」と題し、本校卒業生で久留米市の「(有)大坪物産」代表取締役大坪政樹氏と本校の重松校長から講話をいただきました。大坪氏からは葉菜類生産を主体とする大坪物産と同社が中心となり設立した調製・加工・販売を手掛ける「太郎グループ」の概要や経営方針、戦略等について説明していただきました。また、就農から現在に至るまでの経緯をお話しくださる中で、PDCAサイクルやSWOT分析等、経営戦略を構築するために必要な手法や、「志なくして経営なし」という言葉を紹介し”志”をたてることがいかに大切かを学生に教示していただきました。

重松校長からは「君たちが今後、生きていくうえで大切なこと」として、「良い習慣を身に着け、悪い習慣は直すこと」「まずやることが大切であり、何事もやりきることが大事であること」等、示唆に富むお話に加え、自身が取り組んだ福岡県産イチゴ「あまおう」のブランド化にまつわるお話をいただきました。

受講後のレポートでは、「大変有意義な講義だった」「経営にも人生にも志を持つことが大切であると思った」「今回の講義で感じたことを忘れずに悔いのないよう大学校生活を送りたい」等、学生が大いに刺激を受けたことがうかがわれました。

素晴らしい先輩方の講話を聴き、本校学生が高度な経営スキルや経営理念を学び取り、就農に必要な知識や意欲を高めていくことを期待しています。

講義の様子

熱心に傾聴する学生

大坪氏の講話

重松校長による「あまおう物語」

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