GAPへの取り組みを本格化
福岡県農業大学校では、平成31年3月4日付でイチゴ「あまおう」においてグローバルGAPの認証を取得しています。
認証取得に当たっては、学生が主体となり、200を超す項目について想定されるリスクを洗い出し、生産環境の改善、異物や微生物などが混入しない作業工程への改善、日々の記録、必要なルールやマニュアルの作成を行うなど、実践を繰り返してきました。
グローバルGAP認証取得に取り組んだ学生は、「大変だが生産工程を深く考えることができるようになった」、「就農してから活かしていきたい」と語るなど、意識の変化が見られます。
現在は、今年入学した1年生を2年生がリードして、「あまおう」の生産から出荷に係る様々なリスクを再度洗い出し、対策を検討し、工程を改善しつつグローバルGAPの再認証に向けた取組を実践しています。
また、今年度から「あまおう」以外の品目でもGAPへの取組を始めており、本校の卒業生が、それぞれの品目で地域を引っ張り、活躍してくれることを期待しています。