グローバルGAPの認証を取得して
福岡県農業大学校は、平成31年3月にイチゴ「あまおう」でグローバルGAPの認証を取得し、令和2年3月には再認証されています。
現在は新1年生の新たなメンバーで生産工程のリスクを再度洗い出し、対策を検討し、改善していく取組を実践しています。
その結果、新たな視点が加わることにより、新しいリスクや改善策が出てきており、レベルアップしていることを感じます。
グローバルGAP認証の取得に取り組んだ卒業生からは、「大変だったが生産工程を深く考えることができるようになった。」、「自宅就農したが今まで見えなかったリスクがいろいろあり、できるところから改善している。」などの報告があり、GAPを学び実践してきた成果を現場でもしっかり活かしているようです。
また、様々な農家や関係機関から農大へGAPの取組状況の調査や研修会に来ていただいており、学生は自分たちの取組内容について、自信を持って説明しています。
来年2月には再認証の審査を受ける予定です。学生が、さらに学習と実践を深め、将来に役立てていくことを願っています。