障がいのある人等の農業体験事業を開催
令和2年2月20日、農業大学校は、障がいのある人等を対象としたトマトの収穫やわき芽摘み、イチゴの摘葉作業などの農業体験を開催しました。
これは、県が行っている農福連携事業の取組の一環として、農業分野で働きたいと思っている障がいのある方々とその支援者を対象に農作業を体験していただくものです。体験作業は、現地農家で需要がある品目を選定し、ほ場で学生と農大職員が付き添って指導しています。
今回実施したイチゴの葉かぎやトマトの収穫は、全員がほぼこなせるようになり、支援者から今後の取組に活かしていけそうだとの評価を多くいただきました。
学生は、説明資料の作成やほ場での指導で、わかりやすく的確に伝えることの難しさを実感したようです。外部の方を相手にして、最初は緊張していたものの、付き添って指導するうちにだんだんとペースをつかみ、学生、体験者とも、終始にこやかに楽しく無事に作業を終えることができました。
農業には、まだまだ様々な作業があります。農大では、引き続き農業分野における働き手の確保につなげていく支援をしていきたいと考えています。