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校外研修を行いました。

令和2年11月12日、養成科野菜コース2年生を対象に、久留米市田主丸町の郷原詔之氏のイチゴハウスで校外研修を行いました。
郷原さんは、「あまおう」の他に4品種のイチゴを栽培しており、収穫量を求めるのではなく、品質を重視した栽培を実践し、道の駅を中心に個人販売を行って、多くの顧客を掴んでいるそうです。
本年3月に農大を卒業し、郷原さんのもとで研修している田中さんからは、「農大の時に、イチゴの管理作業の流れは理解していたつもりだったが、実際に現場で作業をすると、農大と全く違っていた。」、「新規就農するために必要な農地の確保が難しい。」など、イチゴの栽培技術の習得や就農に向けた準備状況について説明がありました。また、学生に対して、「分からないこと・疑問に思ったことは、恥ずかしがらずに聞いて理解すること。」と助言をいただきました。
学生からは、「品質を重視した栽培は、農大での栽培と大きく違う。」、「農業でも会社でも人脈が大事。今から人脈づくりをやっていきたい。」といった声が聞かれました。
日々の実習や講義で感じることのできない、現場の空気を大いに感じることができたとても充実した実習となりました。

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